テクノうどん

テクノうどん / ©techno-udon

テクノうどん / photo ©clinamina

――“テクノうどん”では開催環境を変えての展開は考えてはいないんですか?野外とか。
 「野外は大変なんですよ。保健所やイベント保険の申請もあるし、床のブルーシートをもっと頑丈なものにするだけで100万とか200万とかかかるらしいんですよ。雨が降った時のことを考えて屋根を作るとなると、設備代だけで辛くなっちゃう」

――それは結局屋内のほうが良いってことになりそうですね。
 「そうなんですよ。屋内じゃないと無理。しかもCAYみたいに、プロフェッショナルのスタッフの方がいらっしゃる場所だと本当にやり易いんですよ。今回も色々助けていただきました」

――大阪での開催はしんどかったとおっしゃっていましたが、開催地を拡大することは検討していないのでしょうか。オファーもあるんじゃないですか?
 「経費がかかるので、積極的には考えてないです。オファーはたしかに、けっこうありますね。サンフランシスコとか、海外からも」

テクノうどん / photo ©clinamina

――今回1,000人以上動員したということで、より大きな会場での開催ということは考えていらっしゃると思うんですけど。
 「そうですね、検討はしています。1,000人規模で一斉にうどんを踏むっていうのはインパクトがあるな。見たことないですけど。でも結局、難しいのは中身や質をどう追及していくかっていうこと。イベント内容以外のことも意識しながら極限まで費やさないと。イベントが大きかろうがく小さかろうが、どんな場所でやるべきかということは常に考えます。1,000人クラスになると様々なファクターが絡んでくるので、自分たちの意思をどこまで自由にできるかっていうところが課題ですね。今僕が行なっている活動の原点は、インディペンデントの立場から様々な場を見てきた感覚を存分に使って、“ここでしかできないこと” を好き勝手にやるっていうことなんですよ。大きい場所でしかできないこともあるけど、逆に大きい場所ではできないこともあるっていうこと。それが自分たちのできるペースに合ってる。例えば日本武道館とか東京ドームみたいに突き抜けた場所だったらおもしろいとは思うんですけど。誰かお金出してくれたらやれますね。出してくれますか?? 誰か!! あとは、Richie Hawtinさんがイビサで2万人動員したイベント(Richie Hawtin presents ENTER.)とコラボレートするとか。そういう、個人では明らかに不可能な場所でできれば笑えるほどおもしろいので、興味ありという感じです」

――壮大ですね(笑)。
 「イビサのあの感じを、例えば“瀬戸内国際芸術祭”と絡めて瀬戸内の島でやるっていうのも考えてます。けっこう盛り上がるんじゃないかと思ってるんですけど」

テクノうどん / photo ©clinamina

――瀬戸内良さそうですね。本場のうどんもあるし。だいぶ色々構想はあるんですね。
 「はい。あと個人的には、Señor Coconut(Uwe Schmidt)さんとやりたいです」

――“テクノうどん”当日にセクシーキラーさんのDJを拝聴致しましたが、Señor Coconutの曲に頼り過ぎの選曲じゃないですか(笑)?
 「あはは。すいません(笑)。ほんと、好きなもんで。あとは細野晴臣さんの『トロピカル・ダンディー』をライヴで聴きながらうどんを踏むとか、ショーケンのライヴ聴きながらとか、TRFのSAMさんにうどん踏んでもらったりとか(笑)」

――贅沢過ぎでしょ(笑)。ほかにはどんな展開を考えているんですか?
 「そうですね……。ここでは言えないです。ひみつ・トラブル。どうしようかな」

――色々夢広がりますね(笑)。
 「そうですね。それも日本にうどんがあったからですよね(笑)」

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