MCウクダダとMC i know

MCウクダダとMC i know

――Rie Mellowjunkさんはどんな方なんですか?
u 「Rieさんは、“Bass Swagga”っていうベースミュージックのイベントのクルーですね。Rieさんが作ってくださった“o.w.n”はめちゃめちゃかっこいいから、みんなに絶対聴いてもらいたいです。ゴリゴリでやっている沖縄のDJ / トラックメイカーの中で、女の人は本当に珍しいんですよ」
i 「ね、すごいよね」

――名曲“7月のバッドアイディア”を生んだ功労者、Mad Yellowさんについても教えてください。
u 「一番トラックを提供してくださってるのがMadさん」
i 「Madさん、東京のイベントだと、“いきいきナードコア感謝祭 ’15”に出てるよね」
u 「そうそう。ナードコアの方です。最近は仕事が忙しいみたいで、あまり自分のライヴはやっていらっしゃらないんですけど、わたしたちの曲は定期的に作ってくださっていて……」

――じゃあ今は、お2人のためだけにトラックを作ることが多い状態ということですよね。
u 「ありがたいことにそうなんですよ……。Madさんはわたしたちの音楽的なキャラクター付けをしてくれたような感じがあるんですよね。“7月のバッドアイディア”は、実は県民が聴いたら“わーっ(笑)!”ってなる作りなんですよ。“サイキックガール”も、琉球音階を使っていて、音楽は沖縄っぽい感じだし」

――素晴らしい才能に囲まれて、幸せ者ですね。
i 「ほんとそれです」
u 「しかもみんなめっちゃ良い人なんですよ~」
i 「みんなに持ち上げられて、えっ、そうかな(照)?っていう状態」
u 「嬉しいよね!」

――でも、お2人だって努力しているからみんな楽しんでくれるわけでしょう?
i 「それは……どうかな……。努力はしてない気がする……」
u 「努力ないです……」

――続けるだけだって大変でしょう?
i 「なんだろね……」
u 「ノリでやっちゃった感じ……」
i 「名前だってめっちゃフザけてるもんね」
u 「元々はDJウクダダとDJ i knowだったから、じゃあMC?って(笑)。ダサいんですよ。だから“ラップやってるんでしょ?グループ名教えてよ”って聞かれると、声が小さくなる(笑)。トラックはかっこいいけど、歌詞はわたしたちの日常でしかないし……。曲作るのも3、4時間で1曲できちゃうんですよ。トラック聴いて、拍数えて、じゃあ何歌う?みたいな。イメージを決めてから、ファミレスのドリンクバーとかでやっちゃうレベルなんで。反省しかない」

――ああ……。トラックはめちゃめちゃハイクオリティなのに、ヴォーカルだけ何かの内臓マイクとか、めっちゃ小さいマイクで録音してるみたいな音ですよね。それも関係ある?
i 「あはは(笑)!」
u 「わかります?」
i 「2人とも、最初はiPhoneのボイスメモで録ってたんですよ」
u 「アルバムでは違うんですけど、音量がよくわからなかった(笑)」
i 「トラックとのギャップがあるよね、ってわたしたちも思ってて。自覚はある(笑)」

――でも、その雰囲気がすごく良いと思いました。スピード感というか、その時、その場所の気持ちがそのまま録音されている感じで。
i 「それはそうかもしれないです。録音したボイスメモがたくさんあるんですけど、最初の頃はそれを働いてた“ON”でiPhoneジャックインして流して、音楽界隈の人にどうすか?どうすか(ドヤ)?って聞いて回ってたんですよ。それをLUVRAWさんとかにやってたっていう……。恥ずかしい……」
u 「みんなにこやかに聴いてくれていい人(涙)。LEF!!! CREW!!!とかもそう」
i 「LEF!!! CREW!!!は“いいね”って言ってくださって、“はじめてのhakkin’!!バースデー”をLEF!!! CREW!!!のライヴでLEF!!!仕様にしてくださったり」
u 「めっちゃごっつい感じに仕上げてくれて」
i 「大好きだ~」
u 「なんか沖縄っていう場所が恵まれてるのかもしれないね」
i 「そうだね。ほかの地方よりも色んな人が来てくれるだろうし、アーティストとお客さんの垣根が全然ないっていうか」
u 「わたしたちが勝手に垣根越えてるだけかもしれないけどね(笑)」
i 「そうだね。本当は垣根はあったのかも(笑)」
u 「でもみんな気さくだし。お土地柄も絶対あると思います」