杏窪彌

杏窪彌

――“箱根にしようか”は元々、2012年に行われた展示のために制作された楽曲ですよね。そもそもなぜ“箱根”なのですか?
 「好像離我們很近、很想去、但又無法馬上去、可是又很想去。跟現實生活相比、箱根是個樂園。連接這個樂園跟現實生活的就是浪漫特快。浪漫特快充滿夢想與崇景、冒險、空想的意思。帶著浪漫特快的車票、就彷彿帶著浪漫在身上。就像人在談戀愛時會忘我。有這張車票隨時都可以到樂園箱根。就算現實的世界多冷。充滿浪漫的空想世界箱根、有快樂 = 溫泉等著我們。溫泉裡有戀人、所以更充滿愛。
 すごく身近で、すぐにでも行けそうなところだけど、なかなか行けなくて、でも行きたいっていう気持ちがすごくあるところだから。現実に対してHAKONEは楽園、ユートピア。その楽園と現実をつなぐのはロマンスカーで、ロマンスとは夢や憧れ、冒険、空想を意味します。ロマンスカーの切符を持つには、ロマンスを持つこと。具体的にいえばそれは、恋愛だったりなにかに熱中する我を忘れること。それさえあれば、楽園としてのHAKONEへいつでも行ける。たとえ現実の世界ですっかり寒くなってしまっても。そして、ロマンスを持って空想世界としてのHAKONEにゆくと、そこには快楽 = 温泉が待っている。湯の中には恋人もいる、愛するものだけがたくさんある

――ドリーミーな中に、生々しくなりそうな単語を挟むことで不思議な感じになっていることが多いですよね?“漫画喫茶「桃源郷」”とか。
 「漫畫喫茶有的時候對自己來說不像桃源鄉嗎?我唱這首歌時常會想起自己一度迷上漫畫喫茶的心情、邊回想邊唱。其他手的玲生他本來想當漫畫家、對他來說漫畫喫茶應該是真正的桃源鄉吧!
 漫画喫茶が自分にとっての桃源郷になることだってあるじゃないですか。わたし自身は、漫画喫茶にはまってた頃の気持ちで唄ってます。ギターの玲生くんも漫画家になりたかったくらい漫画が大好きな人だから、玲生くんにとっては本当に漫画喫茶が桃源郷なんですよ

――曲ではファンタジックな印象になっている箱根ですが、実際に行ってみて、いかがでした?
 「很漂亮、很喜歡。可是上次去的時候下雨、所以還想再去。
 すごく綺麗で、良かったです。行った時は雨降っちゃったんですけど(笑)。でもまたすぐにでも行きたいです

――MINさん的には、すぐにでも行けそうだけどなかなか行けない場所というとどんなところ?
 「我家附近的澡堂。不是因為害羞所以不去、只是嫌麻煩(笑)。
 近所の銭湯です。別に恥ずかしがって行けないわけではなくて、ただ面倒臭がりなだけなんですけど(笑)

――『箱根にしようか』のリリース・パーティを銭湯でやることにしたのも、そういう理由から?
 「沒什麼關係、本來是想在箱根辦表演、但大家應該不方便來。所以就找了在東京都內比較費類似的地方。澡堂裡也可以看到富士山。
 いやっ、本当は箱根でライヴをやったら楽しいと思っているんですけど、みんながなかなか来られないと思うから。東京都内の似た場所で出来たらいいな、と思って(笑)。銭湯の中でも富士山が見えるよ

――杏窪彌はライヴだけではなく、展示というスタイルを採ることがあるのもおもしろいですよね。
 「對!在眼科画廊辦展覽、是因為店長很喜歡杏窪彌、她說画廊隨我們用。所以我們就開始計畫要做什麼。一直都有很多人跟我說想找我當來賓只唱、或是想幫我拍照、所以就想趁這次的機會跟大家合作。
 そうですね。眼科画廊(東京・新宿)でやった時は、店長さんが杏窪彌のことをすごく気に入ってくれて、“好きに使っていいから”っていきなり言われたんですよ。それまで、例えば、わたしをゲスト・ヴォーカルに呼びたいとか、写真を撮りたいとかよく言われてたから、これをきっかけにコラボレーションしようと思って展示にしたんですよね

――これからも色んなことが出来そうですね。
 「對!無限大。
 そうですね、無限大に

杏窪彌 "箱根にしようかキャンペーン"

――MINさん的テーマ“台湾を知ってもらうこと”は、主にどんな部分を知ってもらいたいのですか?
 「大家人都很好。而且很喜歡日本、所以也希望日本的大家喜歡台灣。在日本其實有很多人不知道台灣。台灣是島國、離沖繩很近。坐飛機大概40分鐘。比從東京到沖繩還近。但很多人以為在中國大陸裡面、所以至少希望大家知道台灣在哪裡(笑)。
 人の好さ。すごく親日の国だから、日本の人に仲良くなって欲しいっていう気持ちがすごく強いんですよ。日本では台湾のこと意外に知らない人が多いと思う。台湾は島国で、沖縄のすぐ近くなんですよ。沖縄から飛行機で40分くらい。沖縄から東京に行くよりも近いんです。でも、中国の中のどこかにあるって思ってる方も多いみたいなので、せめて、その、場所だけでも知って欲しい(笑)

――僕個人としては、以前より杏窪彌を聴くようになってからの方が台湾が気になっている気がするので、成功しているのではないでしょうか。
 「很多人也跟我說一樣的話、很開心。
 そう思ってくださっている方はけっこういらっしゃるみたいで、嬉しいです

――バンド名に込められたものが拡がっていくと良いですね。
 「對啊。在日本大家不會刻意介紹高中的朋友給國中的朋友。但在台灣、大家都會變成朋友。譬如這個朋友今天有空、就算我要跟別的朋友吃飯也會找她來。然後她們兩個就會變成朋友。像這樣有介紹來介紹去、朋友圈就越來越大!希望樂團也像這樣圈圈越來越大。不用很拘謹才好玩。
 そうですね。日本だと、高校の友達同士とか、中学校の友達同士でしか会わなかったりするじゃないですか。でも台湾は、みんな友達になっちゃうの。例えばヒマな友達がいたら、その人が全然会ったこともない人とご飯食べてる時でも“来る?”みたいな感じで誘っちゃうし、普通に来ちゃう。そこで2人が友達になって、また違う人を紹介して……っていう感じでどんどん輪が拡がっていくんですよ。そういう感覚でやっているところはありますね。それぞれが気を遣い過ぎると楽しくなくなっちゃうから

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